第12Rで王将位決定戦(優勝戦)が行われ、浜崎誠(37=大阪)が逃げ切った。昨年3月江戸川以来、通算4回目の優勝。住之江初優勝で、オール大阪初制覇となった。2着は松井繁、3着は太田和美が入り、3連単480円の1番人気で終わった。

 年に3回あるオール大阪戦は2007年以降、松井繁に田中信一郎、太田和美、湯川浩司、石野貴之の5人しか優勝しなかった。その高い壁を、浜崎が打ち破った。「G2(優勝)の価値はありますよね?」。いやいや、G1以上の価値があるだろう。

 1Mは完璧なターンで先に回った。しかし、松井が2コースから鋭く差した。「さすが松井(繁)さんですね。差さってました。エンジンのおかげです」。超抜70号機を生かした。

 表彰式後は、向達哉や同郷の先輩たちから水神祭の祝福を受けた。「夢のよう。選手になって住之江で優勝できて良かった」。目を少し潤ませながら、喜びに浸っていた。