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マーチャン満点54秒0/北九州記念
<北九州記念:追い切り>
北九州記念(G3、芝1200メートル、12日=小倉)に出走するアストンマーチャン(牝3、栗東・石坂)が8日、栗東坂路を単走で追われた。馬なりで4ハロン54秒0-12秒1の好時計をマーク。予定通りの仕上がりに石坂正師(56)は満点評価を与えた。小倉競馬場では2連勝中のメイショウトッパーが力強い動きを披露。2強対決のムードが高まっている。
マーチャンが激しく首を振る。“不満”の表れだ。もっと速く走りたいのに、手綱を引き絞られる。あん上の脳裏には、時計が速くなり過ぎた桜花賞の最終追い切りがちらついていた。ようやく解放されたのは、残り200メートルを切ったあたり。ここで重心を落としたマーチャンはラスト12秒1と切れた。4ハロンは54秒0。意図した通りの最終調整に石坂師は、破顔一笑の満点評価だ。「テンを抑えて、しまいを伸ばすように指示しました。反応が良かったし、これで十分です」。
ウオッカ、ダイワスカーレットと並んで3強といわれた桜花賞は7着に終わった。4ハロン51秒0の猛時計をレース週にマークし、テンションが上がり過ぎたことが敗因。その反省を生かしたのが、この日のソフト仕上げなのだ。
石坂師は「桜花賞があんな結果だったし、この秋は心に期すものがある。1400メートルでも大丈夫だがベストは1200メートル。古馬相手でも幸い53キロなので十分に走れるでしょう」と、重賞3勝馬に全幅の信頼を置いている。この後はスプリンターズS(G1、芝1200メートル、9月30日=中山)に直行する予定。悲願のG1制覇へ、一気に加速するようなパフォーマンスを見せてくれるだろう。【中西典章】
[2007年8月9日8時35分 紙面から]
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