サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督（６２）が１３日、都内のホテルで就任会見を行った。

　同監督の冒頭のあいさつは以下の通り。

　ハリルホジッチ新監督　こんにちわ。ここに来ることが出来て本当にうれしい思いです。日本ではフットボールが人気があると思っています。この２週間ですが、私に日本サッカー協会がコンタクトしてきました。私にいろんなコンタクトがありまして、ディスカッションしてきました。そして大仁会長をはじめ、日本サッカー協会からのありがたい言葉を頂き、私はここに来ることにしました。それから霜田技術委員長。そして皆さんと日本代表に対して本当に何かを成し遂げたいと思っています。そしてここで戦うことをうれしく思っています。大きな責任があることも感じています。私はそのためにここに来ています。本当に日本代表と大きなことを成し遂げようと思っています。そして大仁会長はじめ多くの方に私をここに呼んでくれたことを感謝致します。そして、いろんなコンタクトがあったというのは、日本サッカー協会以外にもいろんなところからオファーがありました。そしてクラブからもオファーがありました。そして私は日本のサッカー協会を選びました。なぜ日本サッカー協会を選んだかをいいますと私のメンタリティーに似たものを彼らが持っていると思ったからです。私がやってきたような同じような気持ちで働くことが出来ますし、厳しさや規律それから人を尊敬すること、真面目さ、日本のフットボール界で大事なものを兼ね備えていると思ったからです。

　ハリルホジッチ新監督　まず日本代表は成績が下がってきましたけど、彼らを復活させるのに十分なクオリティーを持っています。彼らはそれを成し遂げる力を持っています。今ＦＩＦＡで５５位というランキングですけど、数年前はもっといい成績でランクしていましたけども、私はここに来る前にアルジェリア代表で仕事していました。わたしがアルジェリア代表に就任したときは５２位でした。代表が３年私と仕事をしてランキング１７位になりました。私は確信しています。日本代表もそれと同じようなことが出来ます。そのために私はここに来ました。まず第１の目標はワールドカップに出ることです。さらにワールドカップに参加するだけではなく、さらに上を目指したいと思っています。１次予選を突破してトーナメント進出したいと思っています。この目的のために必要なクオリティーを日本代表は持っていると思っています。このスタッフとこのチームとメディカルのスタッフもいますし、あと日本のスタッフも助けてくれるので本当に強い日本代表スタッフを作ろうと思っています。そして日本の人たちと、たくさんいい仕事をしたいと思っています。そしてサポーターの皆さんと戦っていきたいと思っていますし、そして日本はフットボールが人気のスポーツだと思っていますし、そしてジャーナリストの方々とも、そして日本国民の方の為にも戦いと思っています。

　ハリルホジッチ新監督　皆さんにお願いしたいのが、少し時間を頂きたいということです。代表を初めてもった時に同じようなシチュエーションで仕事をしました。すぐに成功したわけではありません。ただ時間を頂いて少しだけ我慢して、辛抱強く見ていただけたら、良い仕事をして良い結果を出したいと思っています。おそらく皆さんいろんな質問があると思いますけど、皆さんとお会いすることが初めてなので、皆さんといい関係を作りたいと思います。そして、プロフェッショナルな関係を築きたいと思っています。お互いリスペクトした関係を作りたいと思っています。もし代表がうまくいかなかったら批判が出るのは、当たり前のことです。しかしそのような状況になったとしても、皆さんとともに戦うということが大事です。そして日本のフットボールを国全体で盛り上げていきたいと思っています。