鹿島DF植田直通(21)とGK櫛引政敏(23)が1日、リオデジャネイロ五輪のメンバー選出を受けて、鹿島市内で会見を行った。

 手倉森ジャパンで35試合中、最多32試合出場の植田と1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で5試合出場し、正GKとしてゴールマウスを守ってきた櫛引が順当に選出された。

 植田は「すごく光栄なことですし、選ばれたと聞いた瞬間はうれしかった」と喜びを語った。目標についても「優勝っす」と端的に言い切った。

 櫛引は「今までやってきたことを出せればいいし、大会を通じて日本の代表として勇気や良い影響を与えられたらと思います」と胸を張った。

 1次リーグで戦う3カ国(ナイジェリア、スウェーデン、コロンビア)の印象について問われると、植田は「今のところないですね」とキッパリ。続く櫛引は「ナイジェリアはそれこそ南アフリカとやったし、独特な間合いがあるので、やってきたことをやること。スウェーデンはヨーロッパの予選を見て、レベルが高くてうまい選手がいるけど日本の組織力でしっかり戦っていければ」と話した。