日本代表MF本田圭佑(30=ACミラン)が10日夕方、自身の公式インスタグラムを更新し、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が勝った米大統領選について自説をつづった。

 「ご存知の通り大波乱となったアメリカ選挙。大波乱と思うのは自分が無知だからか? どちらにしても結果は結果。勝利したのはトランプ。今後世界はどこに向かおうとしてるのか。日本人にとっても他人事ではない。考えたこともないようなシナリオも想定しなければならない。」(原文のまま)

 本田は今年7月に自民党本部で安倍晋三首相と約20分会談し、自身が続けているサッカーを通じて貧困に直面する子どもたちの教育支援活動への協力を呼びかけるなど、政治への関心は高い。08年から10年までオランダのVVVフェンロ、10年から13年までロシアのCSKAモスクワ、14年からはACミランでプレーし、海外での生活は8年。その間、外から日本を見つめ続けてきた視点から、世界情勢へ考えをめぐらせたようだ。