サッカーU-20(20歳以下)W杯韓国大会(20日開幕)に向け静岡合宿中の日本代表は今日15日、同大会に出場するU-20ホンジュラス代表との国際親善試合(静岡スタジアム)に臨む。FW小川航基(19=ジュビロ磐田)は14日、「結果と内容を求める。自分のゴールで勝つのが理想」と国内最後の実戦でゴール奪取を誓った。

 この日は試合形式の練習を行い、1本目では長くタッグを組んできたFW岩崎とこの合宿で初めて2トップに入った。「(岩崎とは)ずっとやっているので」と、少ない練習でも自信は揺るがない。合宿中は15歳のFW久保と練習を重ねた。食事会場では高校に入学したばかりの久保に「(数学の授業で)サイン、コサイン、タンジェントはもうやった?」と聞くなど、積極的にコミュニケーションをとり、後輩が力を発揮しやすい環境作りも心がけてきた。エース、そしてリーダーの自覚も備わった小川が、ゴールでチームを引っ張る。