<W杯アジア最終予選:日本1-0イラク>◇B組◇11日◇アルアラビ・スタジアム

 センターバックで先発した伊野波雅彦(磐田)は試合終了間際に体調不良を訴え、ピッチを退いた。ザッケローニ監督は「ほかの交代カードを用意していたが、ちょっと気分が悪いということだった」と説明した。

 吉田麻也(サウサンプトン)と栗原勇蔵(横浜)のコンディションが万全でなく、めぐってきたアピールの好機だった。体を張った守備などで奮闘し、中央でコンビを組んだ今野泰幸(G大阪)も「やりやすかった」と手応えを口にしたが、無念の交代となった。