日本サッカー協会は22日、東京都内で臨時評議員会を開き、2014年度の予算と事業計画を報告した。

 日本代表のワールドカップ(W杯)ブラジル大会ベスト8進出を想定し、賞金の14億円(1400万ドル)を含む約183億7300万円の経常収益を見込んだ。経常費用は約179億6100万円となった。日本協会によると、ともに過去最大規模。

 W杯の優勝賞金は3500万ドル(35億円)。ベスト16の場合は900万ドル(9億円)、1次リーグ敗退は800万ドル(8億円)となっている。日本協会の福井一也事務局長は、ベスト8に届かなかった場合は「以後の事業で節減努力する。赤字決算になる可能性もある」と説明した。