関塚ジャパンが超攻撃的システムで、グループ首位返り咲きを狙う。ロンドン五輪アジア最終予選のシリア戦に敗れたU-23日本代表は6日、ヨルダンから成田空港着の航空機で帰国。次戦のマレーシア戦(22日)は勝利はもちろん、C組首位シリアを総得点で上回るため1点でも多くのゴールが望まれるが、関塚隆監督(51)は「点を取るパターンやバリエーションを増やすことは、やっていかないといけない。どれがベストかは考えてるし、(システム)4-4-2もグアム合宿で試している」と話し、2トップの布陣で挑む考えを明かした。

 練習試合や紅白戦で試すことはあったが、五輪予選での2トップは、関塚ジャパンで初めて。やはり、これまで交互で1トップを任されてきたFW永井謙佑(22=名古屋)とFW大迫勇也(21=鹿島)の起用が濃厚。永井は「練習から点を取る感覚を研ぎ澄まさないといけない。貪欲に狙っていきたい」と話せば、大迫も「点を取るしかないです」と繰り返した。5日シリア戦でも、途中出場の大迫のアシストで永井が同点ゴールを決めた。点取り屋のダブル先発起用で、ゴールラッシュを狙う。

 五輪出場へ不利な状況ではあるものの、関塚監督は「振り出しに戻ったというか、ここからだなという思い」と意気込みを口にした。“1トップコンビ”だけでなく、攻撃力に厚みを増すために浦和FW原口らの招集も考えられる。日本に残された道は、ゴール量産しかない。【由本裕貴】