W杯最多6度目の出場となるアルゼンチン代表(FIFAランキング1位)FWリオネル・メッシ(38=インテル・マイアミ)が、負傷から戦列復帰して即ゴールを決めた。W杯開幕直前のアイスランド(同71位)とのテストマッチに後半25分から出場すると、すぐの同27分にPKで得点を決めた。後半41分の追加点にも絡み、連覇を狙うチームの絶対エースがあらためて存在感を見せつけた。

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メッシ見たさに集まった観衆は8万8044人。絶大な人気を誇る男が期待に応えた。前半25分に登場すると、1分足らずで決定機を演出した。絶妙なチップキックでDFラインの背後へ決定的なスルーパス。GKと1対1となったFWマルティネスが倒されてPKを獲得した。これを10番はあっさり左足で決めた。

国際Aマッチ199試合にして114点(ロナウドの143点に次ぐ史上2位)目で、プロキャリア通算911点目となるゴールをいとも簡単に奪ってみせた。さらに後半41分にはドリブルで敵陣までボールを持ちこみ、前方へ走るMFデパウルにスルーパス。ゴール前のFWアルマダに渡り、チーム3点目となった。メッシが登場するまで1ゴールと攻めあぐねた感はあったが、登場から15分ほどで2点を追加。非の打ちどころがない活躍だった。

大会期間中の6月24日に39歳を迎える。5月24日に所属クラブの試合で左ハムストリングの筋肉疲労を発症し、16日間の離脱。W杯に向けて不安を抱えていたが、この日の動きは以前と変わらぬものだった。スカロニ監督はメッシの復帰も含めて「一時は不安もあったけど、今日のテスト結果には満足している。チームに何が不足しているのかという多くの疑問も解消された」と手応えを口にした。

W杯初戦は16日のアルジェリア戦。メッシは代表200試合目の節目を迎える。メッシは試合後、自身のインスタグラムに「Vamos, más juntos que nunca(さぁ行こう、これまで以上に力を合わせて)」とつづった。準備は整った、連覇を目指すチームに最後のピースが収まった。