日本代表FW岡崎慎司(26=シュツットガルト)が10日、ドイツから帰国した。ブンデスリーガ最終節ウォルフスブルク戦では、インフルエンザのためベンチ外だったが、この日は元気な笑顔を見せた。前回のW杯南アフリカ大会アジア最終予選ウズベキスタン戦では、岡崎のゴールで本大会出場を決めた。6月3日から始まるW杯ブラジル大会最終予選へ「自分のゴールで決めたい」と話した。
ブラジルへの切符は、オレのゴールで決める。インフルエンザの影響からか、少し頬は痩せていたが、岡崎の表情からは自信があふれ出ていた。6月3日から始まるW杯ブラジル大会アジア最終予選へ「自分も“点取り屋”としてゴールを決めて、また出場を決めたいと思う」と強い口調で話した。
世界最速でW杯南アフリカ大会出場を決めたウズベキスタン戦を再現する。09年6月6日、タシケント。前半9分のヘディングゴールで先制し、その1点を守って勝利を挙げた。「まだ代表に定着していなくて無我夢中だったが、あのゴールは代表に定着するゴールになった。分岐点になったゴールだった」と振り返った。
海外経験を積み、“点取り屋”としての自信がついた。ドイツで2シーズン目の今季は7得点。目標の2ケタ得点には届かなかったが、FWとして結果を残した。「どこに行っても、最後まで走りきることで点が取れるんだなと分かった。点を取る感覚をつかめた」と成長を実感していた。
まずは、最終予選前に行われる23日の親善試合アゼルバイジャン戦(エコパ)が控える。インフルエンザから復帰したばかりだが、さっそく来週から練習を再開する予定だ。「コンディションも重要だが、勝つことが大事になる。最終予選に向けて勢いをつけるためにも、チームが一丸となることが大事」。岡崎のゴールへの嗅覚が、研ぎ澄まされていく。【保坂恭子】

