渦中の日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)は29日、休暇のため、家族と一緒に羽田空港からスペインに向かった。空港では日本協会のスタッフと握手。集まった報道陣には「お疲れさま」とだけ声をかけ、空港関係者に先導されて出国ゲートに向かった。

 アジア杯で敗退し日本に戻った26日には2月の予定を「スペインに1人、メキシコに1人家族がいる。バカンスを過ごしたい」と話していた。3月のJリーグ開幕に間に合うように再来日する。この間の欧州組の視察については、現状で公式な予定はないという。

 八百長関与疑惑でスペインの検察当局から告発されており、受理が正式に確認されれば、2月中に裁判所への出頭を求められる可能性がある。その場合、日本協会の大仁会長が処遇を含めた方針を説明することになっている。