現在、渡欧中の霜田正浩技術委員長について、日本協会幹部は16日、次期監督の方向性が出てから帰国すると話した。「技術委員で候補を挙げている。(霜田氏が)帰国して、そのまま進めるのか、それとも変えるのか、1度情報を整理しなければならない。欧州での動きは任せているが、最終的には技術委員で決めることだから」と話した。帰国日程は現在のところ未定。候補者や優先順位は当初と変わっていないというが「現地で情報を集める中で『こういう人もいる』というのも出ている」と語った。

 霜田氏は関係者らと会い情報収集をしており、リストにある候補者との対面については「会ったという連絡は来ていない」と話すにとどめた。3月の親善試合が迫るが「これでいい、という決め方はしない。ロシアを見据えて本当にいい監督にお願いしたい」と焦らずに、進めることを強調した。