AFC(アジア・サッカー連盟)プロリーグ特別委員会の委員長を務める日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(71)は21日、09年から新方式となるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の概要を明らかにした。賞金総額は約1400万ドル(約14億7000万円)で、優勝チームが得る賞金は現行の4倍近い220万ドル(約2億3100万円)~230万ドル(約2億4150万円)となる見込み。

 09年大会には現行29チームから3チーム増の32チームが出場予定。東西で16チームずつ分かれ、4チームずつ8組での1次リーグ(3月11日~5月20日)をホームアンドアウェー方式で行う。1次リーグ各組1位チームのホームでの一発勝負となる決勝トーナメント1回戦は西が5月27日、東が6月24日に実施。準々決勝、準決勝はホームアンドアウェー方式で行い、中立地(場所未定)での一発勝負となる決勝は11月6日または7日に開催する。新ACLでは、前回優勝チームのシード権がなくなる。

 日本の出場枠は4に増え、直近のJリーグ1~3位と天皇杯優勝チームが出場権を得る。