浦和は16日、ホーム2戦でアウェー席を中心にセキュリティーネットを設置することを決めた。対象試合は、ともに埼玉スタジアムで開催される18日のJリーグ神戸戦、22日のアジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のG大阪戦となる。

 クラブ側によれば、南サイドスタンドにある緩衝地帯に幅45メートル、高さ5メートル、さらにアウェー側のメーン2階席にも幅9メートル、高さ10メートルのネットを張り、物の投げ込み行為を予防するという。既に16日に設置作業に入った。浦和の藤口光紀社長は「これでパーフェクトという安全対策はないが、サポーター同士の衝突は2度と起こしてはいけない」と説明していた。