アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグF組首位に立つ鹿島が、格下相手に超攻撃的布陣を敷く。24日のペルシプラ・ジャヤプラ戦(カシマ)に向けた23日のセットプレー練習で、主力組にFWマルキーニョス(34)興梠慎三(23)大迫勇也(19)が入り、3トップで臨むことが濃厚となった。

 先発での3トップ布陣はオリベイラ監督就任後、昨年4月のACLシンガポールAF戦以来2度目。20日のリーグ大宮戦でMFフェリペガブリエルが右ひざ負傷で離脱し、同監督は「多くの選択肢」の中から攻撃的布陣を選択した。

 昨季3トップで臨んだシンガポールAF戦は5-0で完勝しており、興梠は「前を向いて勝負できる」と話し、大迫も「得点して存在感を示したい」と意欲的。1次リーグは順位争いがもつれた場合、総得点や得失点差も重要になるだけに、勝ち点3とともに大量点も狙いにいく。