<J1:神戸3-2浦和>◇第24節◇29日◇ホムスタ

 神戸が試合序盤に主導権を握った。キックオフからわずか16秒後、縦パスに抜け出したFW吉田孝行が、相手GKをもかわして先制点を奪取。29分には左クロスを再び吉田が頭で合わせて2点目を挙げた。浦和は41分、FWエスクデロ・セルヒオがドリブル突破から1点を返した。

 浦和は後半6分、負傷したエスクデロに代えてMF梅崎司を投入。12分、梅崎の左クロスにFW高原直泰が頭で合わせ、同点に追いついた。このまま浦和ペースかと思われた16分、右CKを神戸DF河本裕之が右足で押し込み、再び勝ち越し。そのまま逃げ切った。神戸はリーグ戦3連勝で、8月2日柏戦以来4勝1分けと負けなし。一方の浦和は泥沼の7連敗となった。