元日本代表MF木村和司氏(56)が、脳梗塞を患っていたことが6日分かった。今年1月20日に倒れ、病院で脳梗塞と診断された。発見が早くて大事には至らず、手術も回避。現在は入院して投薬治療とリハビリを続けている。右半身にはまひが残るものの、会話などには不自由はない。同氏が所属する「有限会社シュート」社長でもある祐子夫人は「ご心配をおかけしましたが、お医者様も驚く回復ぶりです。3月いっぱいで退院できるのでは、と言われています」と話した。

 木村氏は明大から日産自動車(現横浜)入りし、日本代表の司令塔としても活躍。10年から2季は古巣横浜の監督を務め、現在はサッカー解説者としても活躍している。横浜はこの日、「今回の発表を聞き、たいへん驚いております。1日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます」と会社名でのコメントを出した。