日本ビーチサッカー連盟(JBSF)が16日、設立され東京・JFAハウス内で同連盟の長與(ながよ)博典会長らが会見した。

 15年度は全国6地域(関東、北信越、東海、関西、中国、九州)のリーグ開催を推進すると同時に、地域リーグ年間チャンピオンシップ2015(仮称)を開催する。

 これにより、公式試合数と競技人口増とともに、競技レベルのさらなる向上を目指す。

 長與会長は「全国にビーチサッカーが広がるように、懸命に努力していきたい」と意気込みを述べた。

 ビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督も設立を喜んだ。その上で「ブラジルでは、子どもたちは5~6歳からビーチサッカーをする。日本もブラジルみたいに夏は子どもたちを海に連れて行ってビーチサッカーをできるようになれたらいいと思う」と思いを口にした。

 同代表は7月にポルトガルで行われるW杯出場を決めている。

 同席した日本サッカー協会の松崎康弘常務理事は「潜在的なビーチサッカー人口はいる。海のない8つの県も含めて、広めていきたい」と話した。