J3鳥取が24日、鳥取県倉吉市内で会見し、14年決算が約1700万円の債務超過、約9500万円の赤字となったことを発表した。

 そのため、来季のJ2ライセンス取得が不可能になった。J3は1位で自動昇格、2位で入れ替え戦に出場できるが、今季は昇格できなくなった。また、15年の決算で債務超過が出た場合、来夏に申請手続きが始まる17年シーズンのJ3ライセンス取得ができず、Jリーグで戦えなくなる。Jリーグの青影宜典クラブライセンスマネジャーは「今秋までに再建計画を出してもらいたい。最悪の事態にならぬように、クラブの動きを注視していきたい」と慎重に話した。鳥取は元日本代表FW岡野雅行氏がGMを務めている。