名古屋は３－６－１システム同士の「ミラーゲーム」で、局面でもピッチ全体でも劣勢に立った。守備時は５バックで構え、浦和の攻撃の起点となる縦パスに備えたが、３人の連係で守備網を破られた。

　攻撃でも１トップ起用したＦＷノバコビッチが孤立する場面が続いた。終盤１点を返したが、西野監督は「スコア以上の差を感じた。連動性、グループとしての機能に大きな差がある」と肩を落とした。