G大阪のFWパトリック(27)が1-1の同点で迎えた後半39分、値千金の決勝ゴールを決めた。

 後半開始から途中出場のパトリックが、MF倉田秋(26)が上げたクロスを胸トラップで落とし左足を一閃(いっせん)すると、ボールはネットに突き刺さった。

 パトリックは「(トラップして)ボールが手前に落ちた時点でイメージできていた」。決勝ゴールをアシストした倉田は「苦しかったけど勝てて良かった。どんな形でも勝ちきれるチームでないとアジア制覇はできないんで」と前を見据えていた。