神戸FWマルキーニョス(39)が通算150ゴールを決めた。

 前半33分、ペナルティーエリア手前で縦パスを受け、反転して右足でゴール右上に刺した。開始早々に右足首をひねり、前半だけで退くほど腫れた状態での今季初ゴール。外国籍選手初の大台に到達し、中山雅史氏の最多記録にあと「7」と迫った。試合後は足を引きずり無言だったが、クラブを通じ「1人で取れた150点ではない。今まで在籍したチームの仲間に感謝したい」とコメントした。

 ▼J1通算150得点 神戸FWマルキーニョスが、6日の湘南戦(BMWス)で今季初ゴールを決めて達成。FW中山雅史(157点=磐田、札幌)に次いで史上2人目。出場326試合目で到達。初得点は東京V時代の01年8月25日名古屋戦で記録。歴代1位の中山は磐田時代の05年5月1日柏戦で、37歳7カ月8日、出場287試合目で到達している。今回のマルキーニョスの39歳1カ月13日での得点は、MFラモス瑠偉(V川崎=現東京V)の38歳8カ月26日を抜いてJ1歴代6位の年長記録となった。