仙台GK六反勇治(28)の味方に対する言動が「反スポーツ的行為」と見なされ、警告を受ける珍事があった。

 六反へのイエローカードについて、日本協会前審判委員長の松崎康弘氏(61)は「味方への行為での警告は、Jリーグでは記憶にない。よくあることではないが、ありえないことではない」との見解を示した。この日は都内で講演会「サッカー審判お悩み相談室」を開いており「試合を見ていないので、何とも言えない」と前置きした上で「反スポーツ的行為は相手選手に対するものだけではない。看板や観客、もちろん味方選手も含まれる。味方同士で殴り合いでもあれば、レッドカードの対象になる」と話した。