J2札幌バルバリッチ監督(53)が13日、18日の次節讃岐戦(札幌ドーム)に向けた修正点に言及した。大宮、C大阪戦と2試合連続3失点で連敗。指揮官は「中盤の動きが遅かった。ボランチのところで自由を与えないこと。全体をコンパクトに保てるメンバーを考えたい」と、てこ入れを示唆した。

 残り19戦を戦い抜くため、新布陣をテストする。「堀米、前寛をボランチにすることも選択肢にある」。今季、主力ボランチは稲本、宮沢を軸に戦うも、C大阪戦で3戦ぶり復帰した稲本がハーフタイムで交代、16試合連続フル出場中の宮沢は疲労で、この日は別メニューとなった。さらに深井が右膝前十字靱帯(じんたい)部分断裂、上里が左太もも張りで離脱中。左右MFで奮闘中の若い2人も主力ボランチ候補に加え、“心臓部”の補強につなげる。