仙台はホームで神戸と対戦し敗れた。スコアレスで折り返した後半10分、左CKからMFキム・ミンテ(21)が左足で決めて先制。だが28分にPKを献上すると、さらに30分にも失点。逆転を許し、第2ステージ初白星はまたもお預けとなった。

 また勝てなかった。ホーム2連敗。前半は相手テンポで苦しんだが、後半10分にセットプレーから先取点を奪っていただけに、悔やまれる敗戦だった。続けざまに2分間で2点を失い、まさかの逆転負け。渡辺監督は「取られた後の心理面…。取り戻さなければいけない状況で慌てることなく、出足を速くするなど、徹底すれば防げる失点だった」と話した。PKを献上した直後、「心と体の切り替えがうまくいかず」(DF渡部)カウンターを食らってしまった。DF二見は「つぶさなかったのが原因だし、相手の出足の方が速かった」と唇をかんだ。流れを変えられず、またも第2ステージ初勝利を逃す結果となった。