広島は、中山雅史氏が持つJ1通算最多得点157にあと「2」と迫っているFW佐藤が1トップで先発。

 鹿島は、東アジア杯から戻ったMF柴崎をベンチに置いてスタートした。

 小雨が降るピッチで、鹿島が先にチャンスをつかんだ。前半8分にFW赤崎が浮き球のパスを受けて、角度のないゴール右からシュート。広島GK林が右足でシュートをはじく好セーブを見せた。FW佐藤は同16分にヘディングシュートを放つなど存在感を見せた。

 先制したのは鹿島だった。同32分に左CKからDF山本が頭で合わせてゴール。1-0で前半を折り返した。

 後半は広島がボールを支配した。同16分からFW佐藤と交代で、日本代表FW浅野が途中出場。いきなり自慢の高速ドリブルを披露して、左足で強烈なシュートを放ったが、ゴールポストに当たってゴールはならなかった。

 広島の連勝は5でストップ。鹿島は3連勝を飾り、勝ち点を13に伸ばした。