G大阪長谷川健太監督(49)がチャンピオンシップ出場へあらためて士気を高めた。

 14日、大阪・吹田市内で非公開練習を実施。16日のアウェー東京戦に向けて「残り11試合、調子を上げていかないと。(年間順位3位の東京と)直接対決で勝って、どれだけ差をつめていけるか」。現在G大阪は、年間4位で同3位の東京と勝ち点4差につけている。「もう1歩チームをよくしていきたい。(東京戦は)今シーズンのガンバが調子を上げていけるかどうかが懸かっている」と分析した。

 11日のスルガ銀行チャンピオンシップでは南米王者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦。0-3と完敗した。「前半の決定機で決まっていれば…。『たられば』はいらないけれど、ああいう中でしっかりプレーできていれば。リバープレートと差があった」。この日の練習前には、全員の前で「(決定機で決めきることを)トレーニングの中でやり続けていけるか」と話をした。南米王者と戦った経験を無駄にせず、G大阪がさらにレベルアップを目指す。