国際サッカー連盟(FIFA)は17日、女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の「オールスターメンバー」23人を発表し、日本からはMF宮間(岡山湯郷)、DF有吉、MF阪口(以上日テレ)、MF宇津木(モンペリエ)の4人が選ばれた。

 大会の報告書も公表し、日本はサイドバックの攻撃参加や中盤の守備、守備ラインでの攻撃の組み立てが秀でていると評価された。またクロスの正確さやサイド攻撃の活用、攻守の切り替えの速さも特徴的だとした。

 人工芝ピッチの影響にも言及し、パスの速さが前回ドイツ大会より遅くなったこと、バウンドが変化したこと、乾いた状態でドリブルに影響が出たことなどを指摘。大会全体としては、チーム間の力量差が少なくなっていると総評した。