G大阪のFW宇佐美貴史(23)が得意の清水戦で得点王に前進する。今日22日に17位清水とホームで対戦する。現在は2位大久保(川崎F)らに2点差をつけ得点ランクトップの16点。だが代表戦を含めて8月はまだ得点がない。21日の前日練習に臨んだエースは、リーグ3戦ぶりゴールへ「自覚と危機感を持ちながらやりたい。得点は自分に課しているノルマ」と闘志を高めた。

 天皇杯を含め、清水には公式戦3戦連発の計5発と抜群の相性を誇る。G大阪もリーグ戦は09年7月で黒星を喫して以降、清水に10戦不敗(8勝2分け)。勢いに乗れば大量得点も狙えるため「数多くチャンスを作り出して仕留めたい」。一方でチームは第2ステージ10位に低迷し、長谷川監督は「やるべきことをやらないと勝負にならない。やれない選手は(今後)使わない」と猛烈ゲキ。エースの奮起に期待がかかる。