広島が敵地で新潟を破り、3試合ぶりの勝利を挙げた。後半15分にDF塩谷司(26)のゴールで先制。同40分には、MF森崎和幸(34)が鮮やかな左足シュートを決め、追加点を奪った。12年10月27日のG大阪戦(万博)以来、約2年10カ月ぶりのゴール。

 森崎は「あんまりこういうゴールは記憶にないし、練習でも決めていない。みんなの気持ちが入ったゴール」と、笑みがこぼれた。

 FW佐藤寿人(33)も「頼もしい。試合のいい終わらせ方ができる。あの2点目は相手にとってダメージが大きかったはず」と褒めたたえた。

 8月はホームで2連敗を喫していたが、見事敵地で脱出。第2ステージ、年間ともに2位につけた。34歳のベテランMFは「残り9試合、サンフレッチェのプライドを見せられるように戦っていきたい」と意気込んだ。