甲府が1-0で鳥栖に完封勝ちした。

 前半は鳥栖、甲府ともに決定機を欠き無得点で折り返した。鳥栖はロングボールを前線に供給し、守備の背後を突く攻撃を繰り返した。甲府は堅守から切り替えの速いカウンターで攻めた。だがゴールが遠い。鳥栖はFW豊田、MF水沼がベンチスタートとなり、前線は迫力不足だった。だが試合は後半に動いた。甲府が粘り強い守備で耐えて迎えた同21分。カウンターからの右クロスを、ノーマークのFWバレーがファーで決めて先制。鳥栖は失点後の同28分、頼りのFW豊田陽平(30)を投入したが不発に終わった。鳥栖はホーム試合で12試合連続で勝ちなしとなった。