G大阪がアウェー川崎F戦で大量失点し6試合ぶりに黒星を喫した。

 開始2分で失点した前半は1-2で折り返した。

 後半さらに追加点を奪われ1-3とされるも、ここから意地を見せた。同21分、FWパトリック(27)が頭で決めると、同26分にはMF倉田秋(26)が、DF米倉恒貴(27)の右クロスを右足で合わせて同点に追い付いた。

 しかし、ここで力尽きてしまい、この後に2失点。倉田は「たまにはこういう試合もある。同点にできたのは力を見せられたかな。引きずらんとナビスコ杯に向けて準備したい」。

 日本代表FW宇佐美貴史(23)も不発に終わり、長谷川健太監督(50)は「パトリックと2人、やるときはやる。ハーフタイムのときに優しく語りかけて良くなったんですが…。ビッグゲームになるとやってくれると思ったんですが、まだまだ甘ちゃん」と次戦以降にエースの爆発を期待した。

 G大阪は8位に後退。中2日で、代表選手4人を欠きながらナビスコ杯準決勝アウェー新潟戦を迎える。