G大阪DF丹羽大輝(29)が16日、浦和DF槙野智章(28)の先制パンチを軽くかわしていたことを明かした。日本代表としてW杯アジア2次予選シリア戦と親善試合イラン戦に臨んでいた2人は、17日のリーグ再開戦で即顔を合わせる。

 年間4位のG大阪はホームに年間首位の浦和を迎えるが、丹羽は冗談ながら「代表遠征中、槙野に『勝たしてくださいよ~』と言われた。速攻『無理』って言っておきました」と一刀両断だったという。

 さらに丹羽はある悩みも明かした。明るくムードメーカーと言われる丹羽と槙野だが「キャラがかぶってるとよく言われるんです。でも僕的に全然。あいつは野性的で僕は知性的でしょ?」。

 日本代表DF同士の対決ともなる一戦。「相手はどこのポジションからでも点が取れる。いい守備をしないといけない」と、プライドもかかっている。チームは現在、第2ステージ首位広島と勝ち点6差。チャンピオンシップ出場圏内の年間3位東京とは同5差につけている。