横浜がDF中沢のJ1通算500試合出場の節目を勝ち点3で祝った。

 前半、先に主導権を握ったのは横浜だった。同4分、FW伊藤がゴール前でドリブルからシュートに持ち込むが、GKに阻まれた。同8分にもMF中村からパスを受けたMF喜田がミドルシュートを放つも枠をとらえることが出来なかった。

 神戸は、横浜にボールを保持される時間帯が長くなるも前半31分、MFチョン・ウヨンが前線にロングボールを送ると、横浜DFファビオの処理ミスを見逃さなかったFW渡辺がボールを奪い、GKとの1対1を制して先制した。これがチームのJ1通算700点目となった。40分には、MF前田が2枚目のイエローカードをもらい、退場した。

 後半も先に主導権を握ったのは横浜だ。同16分、伊藤からパスを受けた中村がエリア手前で左足を振り抜いたが、惜しくも右ポストに弾かれた。同41分、中村からパスを受けたMFアデミウソンがドリブルからシュートを放ち、1-1の同点にした。なおもロスタイムにMF斎藤の追加点で勝ち越した。

 神戸は数的不利な状態になり、後半はシュート1本に抑えられ、先制点を守りきることが出来ずに5連敗を喫した。