G大阪のMF倉田秋(26)とFWパトリック(27)が万全の状態で大一番に臨む。20日、広州恒大(中国)とのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)準決勝第2戦(21日、万博)に向けて、万博練習場で公式練習を行った。

 倉田とパトリックは、直近の17日リーグ浦和戦で累積警告のため出場停止だった。パトリックは「ACLに向けて最大の準備をするように言われていた。疲れは取れている」。倉田も「いつも通りの感覚で臨める」と万全を強調した。

 2人は攻撃の要として重要な役割を担う。トップ下での出場が予想される倉田は「Jリーグよりも守備にスキがある」と一昨年のアジア王者について指摘。個人の打開力と連係を組み合わせながら「アグレッシブにやらないといけない」と意気込むパトリックを生かして、得点を狙う。