東京が1-0で柏を下し、チャンピオンシップ出場のかかる年間順位でG大阪を抜いて3位に浮上した。

 前半16分にMF橋本拳人(22)が倒されて得たPKを、DF森重真人(28)がゴール中央の上に落ち着いて蹴り込んで先制。その後は堅い守りで柏の反撃を許さなかった。

 柏は吉田達磨監督(41)の今季限りでの退任が発表されてから初の試合。今季かかげてきた「ボールとスペースを支配するサッカー」で何度か相手ゴールまで迫った。

 だが後半10分のFWクリスティアーノ(28)のFKはバーを直撃。同17分にはFW大津祐樹(25)が左サイドから中央へ切り込んで右足シュートを放ったが、ボールはゴール右上へ外れた。結局、相手ゴールを割ることはできなかった。