鳥栖竹原稔社長(55)は2日、来季新監督としてオファーを出した、ブンデスリーガのBミュンヘンで優勝歴のあるフェリックス・マガト氏(62)との交渉状況を明らかにした。

 佐賀・鳥栖市内で「交渉しているのは事実。長期的なビジョンで考えています」と語った。少なくとも年俸1億円の複数年契約を用意していると見られる。

 交渉は最終段階で、12月中に来日して細部の話し合いを行う予定だ。現在指揮を執る森下仁志監督(43)については、「マガトさんの成功や失敗を継承する監督さんになってもらいたい」と、マガト体制での新ポストを準備して残留を打診している。