G大阪が24日、大阪・万博練習場で26日の天皇杯準々決勝鳥栖戦(万博)に向けた非公開練習を行った。

 万博ラストゲームで、今季初タイトルへ負けられない一戦を前に長谷川健太監督(50)は「前で起点になる(MF)水沼宏太に注意したい。2シャドーのところはポイントになる」と注意報を発令した。

 DF丹羽は「浦和とか、広島とは違った感じ」と直近のチャンピオンシップで戦った2チームと鳥栖の違いを指摘する。その上で「ボールを奪った後の水沼、早坂、鎌田(共にMF)ですね。2シャドーに対して誰が行くのか中途半端になるのは怖い。(DFラインを)下げるつもりはない。高い位置を保って、体もフレッシュになったことですし、全力で行きたい」と意気込んだ。水沼は今季リーグ戦32試合に出場し、7得点。攻守においてのアグレッシブさに定評があり、勝敗のカギを握るキーマンになりそうだ。