就任2年目でJ1指揮を執る福岡井原正巳監督(48)がさらなる飛躍を誓った。クラブは日本初の予算規模「100億円クラブ」を目指しており、川森敬史社長(50)は「ビッグクラブの浦和でも58億円ぐらい。経営計画書に入れている『100億円クラブ』は、日本でまだ経験がない域ですが、そこへチャレンジしたい。今まで通りのことをしていたらそうはならないので、新しいことをみんなでやっていきたいですね」と夢を描く。

 トップクラスの日本代表を複数かかえることが可能になるビッグプランだ。井原監督は「素晴らしいことです。そういう目標を持ち、チームも成長していかないといけないと思う。そのためにも現場としては魅力あるチームをつくっていかないと。そういうクラブを目指す中、我々も遅らさないよう、止めないようにしたい」と意気込んだ。