J2清水のMF河井陽介(26)が6日、地元・藤枝で今季への決意を新たにした。藤枝総合サッカー場で行われた「第1回 藤枝総合運動公園 新春サッカークリニック」に、チームメートのFW北川航也(19)MF水谷拓磨(19)とゲスト参加。後輩の藤枝東サッカー部員も集まり、市内の小学生81人と交流した。「純粋にサッカーを楽しむ小学生を見て、自分も『原点に戻って頑張ろう』と良い刺激にもなりました」。

 昨季は12年のプロ入りから最少となる13試合の出場に終わった。チームもクラブ史上初のJ2降格。再出発を誓う今季の開幕に向け、オフの間は自主トレに加えて高校の先輩、山田大記(27=カールスルーエ)とも会食。有意義な時間を過ごしたという。

 2日には、清水との契約を更新した。「昨年は、個人としても満足のできるシーズンではなかった。J1復帰を目指して黙って結果を残していきたいと思います」。1年でのJ1昇格を目指し、チームは12日に始動する。【前田和哉】