神戸に新加入した韓国代表GKキム・スンギュ(25)が28日、神戸市内で行われた始動2日目の練習に参加した。

 午前中に室内でのトレーニングを終えると、午後からはグラウンドを使ってキャッチング練習などを繰り返した。初の海外挑戦で鍵になるのが言葉の壁。「試合に出るために日本語を勉強しないといけない。まずはサッカー用語。ロッカーなどでみんなと会話しながら覚えていきたい」と日常生活を使っての習得を誓った。

 25日に来日し、この日が4日目。現時点で日本の生活に不安はないものの「欲しいものをひとつ挙げるとすれば床暖房です。韓国では備わっていて、今はないので。つける(設置)となると非現実的ですが、寒いです」と苦笑いした。27日の新加入発表記者会見では「『スンちゃん』と呼んでください」と語り、サポーターへのPRに成功。本来の実力を発揮するために、サッカー以外の努力も怠らない。