なでしこリーグの仙台レディースが2日、仙台市内で始動した。今季のメンバー23人中、けが人などを除いた19人が1000メートル走8本など、きついメニューを精力的にこなした。

 昨季はチーム最高の年間2位。千葉泰伸監督(44)は「目標はズバリ優勝です」と、今季のスローガン「Get to the Top」の言葉通りにV宣言した。2年連続で主将を務めるMF嘉数飛鳥(26)は「新しい選手が加わったけど、雰囲気も良く自然と仲良くやってくれている」と早くも手応えをつかんでいた。リオデジャネイロ五輪の出場がかかる、なでしこジャパンのMF川村優理(26)は、目標について「代表に選ばれ続けること。そのためにはチームで、いい結果を残したい」と意気込んだ。