浦和DF槙野智章(28)が「アジアのエースキラー」になる。ACLのアウェー浦項戦(2日)に向け、チームとともに2月29日に成田空港から韓国に出発。ACL出場クラブでは唯一、1次リーグ初戦とJ1開幕節で連勝を飾っただけに「次もいい試合をしたい」と力強くうなずいた。

 1月27日の柏戦では3バックの中央でプレー。ほぼ守備に専念した分、柏の新外国人FWディエゴ・オリベイラを徹底マークで封じ、ほとんど仕事をさせなかった。オリベイラから「Jリーグでやることは簡単じゃないと分からせてもらったよ」と声をかけられた。

 広州恒大のコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスら、爆買いで加入したワールドクラスとの対戦が続く。槙野にとっては「エースキラー」としての実力を示す格好の機会になる。