仙台は21日、MF梁勇基(34)が左膝外側側副靱帯(じんたい)損傷で全治4~5週間と診断されたと発表した。19日のアウェー名古屋戦で負傷し途中交代。松葉づえ姿で会場を後にしていた。

 梁は今季、左サイドハーフとして開幕から4戦連続先発出場し、うち2試合でフル出場している。07年から11年にかけては5年連続でリーグ戦全試合出場を果たし、リーグ連続213戦出場を成し遂げた「鉄人」である。

 明日23日からはナビスコ杯も始まり、試合数も増えてくる。チームの中盤選手には、ベテランMF野沢拓也(35)やMF水野晃樹(30)、将来有望なMF佐々木匠(17)、杉浦恭平(27)らが控えるが、長年にわたり中心選手としてチームをけん引してきた梁の離脱は、チームにとって大きな痛手である。