公式戦4連敗中のG大阪が7日、緊急の“プールサイド会議”を行った。

 前日6日にACL上海上港戦(ホーム)で0-2の完敗。一夜明けて試合の先発組は、大阪・吹田市内のプールで回復トレーニングを行った。

 長谷川健太監督(50)は13年に就任して以来初めての公式戦4連敗。指揮官はプールサイドに主力選手を集め、「点が取れるときに取れていなくて、点を入れられてはいけないときに入れられる。我慢できていない。全員でハードワークしよう。点が取れないんじゃ勝てない。ハードワークしないと(攻守も)かみ合って来ない」とハッパを掛けた。

 ここ4試合は3得点8失点。チャンスを作りながら、決めきれていないのが現状だ。MF倉田秋(27)は「前(線)が点を取れていないのがあかん。前が取れれば後ろも楽に守れる。もっと本能のまま、アグレッシブにやれれば」。DF米倉恒貴(27)は「きっかけがあるはず。我慢してやり続けるしかない」。次戦は10日にアウェーで仙台と戦う。暗いトンネルから脱出する糸口をこの一戦で見つける。