鳥栖は出足の速いプレスで川崎Fを苦しめたが、最後の最後で失点し、勝ち点を逃した。

 アディショナルタイムも残り1分を切った中、相手エースFW大久保の1発を浴びた。今季から就任したマッシモ監督は「こういう結末はサッカーの美しいところだが、我々にとっては苦しい結末になった」と振り返った。

 決定力不足が露呈したが、相手を上回る17本のシュートでゴールに迫り、守備も相手の中盤を封じ込めていた。指揮官は「チームをつくりあげている最中。素晴らしいチームになっている手応えを感じている」と収穫を口にしていた。