J2熊本の池谷友良社長は18日、熊本県などで続く地震の影響で、熊本市の本拠地うまかな・よかなスタジアムで23日に予定している横浜FC戦について「現実的に開催するのは厳しい状況」と見通しを明らかにした。今日19日に池谷社長がJリーグを訪れあらためて説明を行う予定だ。

 選手28人中18人が県外に移っている状況で、残る10人は避難所や車中生活を送る。クラブハウスも断水が続く。本拠地を管理する熊本県スポーツ振興事業団によると、スタジアムは救援物資の拠点や自衛隊、警察の待機所となっており、通常運営に戻るめどが立っていない。クラブは18日まで活動休止としていたが、20日までに期間を延長。21日以降については20日に協議する。