Jリーグは19日、熊本地震の影響により、23日に熊本市のうまかな・よかなスタジアムで予定されていたJ2第9節の熊本-横浜FCを中止にすると発表した。

 代替開催日は未定で、第10節以降の熊本戦についても今後協議する。

 村井満チェアマンは「状況が整うまで熊本がリーグ戦に参加しない期間が長期化する可能性もある。クラブ、現地を優先して判断してもらう」と話した。他クラブからは練習施設の提供や、ホームとアウェーの日程入れ替えが提案された。熊本の池谷友良社長は「選手は被災者で家族がいる。それを残して遠征に行くことをすごく不安視している」と精神面の問題を挙げた。

 リーグは地震被害に対する支援として、義援金1000万円を送ることを決めた。