昨季J1王者の広島が1次リーグで敗退した。敵地の山東戦で0-1の敗戦。2勝3敗で1試合を残して決勝トーナメント進出を逃した。

 前半開始から相手ペースだった。同10分、FKから山東FWタルデリに頭で決められ先制点を許した。引き分け以上で最終節に望みがつながったが、相手の堅守に苦戦。前半は決定機をなかなか作れなかった。

 最大のチャンスは後半40分だった。右サイドで飛び出したMF宮吉が、ペナルティーエリア内の中央でフリーだった途中出場のFW皆川へ折り返しのパスを送るが、皆川のシュートは枠外。完封負けを喫した。

 MF青山は「(試合の)入りは気を付けてたんですけど、先制点を取られて相手がベタ引きになった。なかなか崩せなかった」と肩を落とした。